「かとく」とCAAT
「かとく」
ご存知でしょうか?
東京と大阪にある厚生労働省の「ブラック企業」取り締まり特別チーム「過重労働特別対策班」、略して「かとく」。
「かとく」のブラック企業取り締まり方法は、「異常点監査」そのものです。
タイムレコーダーの記録から、毎日同じ残業時間に「?」という異常点を感じ取るところからスタート。
たとえば、毎日19時から22時まで残業時間が記録されているとします。
でも、残業って定時で仕事が終わらないからするものであって、毎日同じ残業時間数ということには違和感を覚えますね。
「もしかしたら、それ以上の労働時間があるのでは?」
ここに着目するのが、かとく。
タイムレコーダー以外の記録から本来の労働時間を割り出し、「ブラック企業」に鉄槌をくらわすのが、かとく!
・社員カードから、IDごとの入退室ログを見る。「なぜ、23時に退出ログ?」
・レジ打ちの時間から、IDごとの操作ログを見る。「どうして24時のログ?」
・IC乗車券から、IDごとの利用履歴を見る。「WHY、0時に帰宅ログ?」
こうしたログと、タイムレコーダーの記録を突合することで、データ間の不整合を探り出し、あったであろう労働時間を算出するという「かとく」の捜査手法は、まさに「異常点監査」そのものです。
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「かとく」も用いる、異常点監査技法。
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