「破壊的イノベーションが起きない理由」
ハーバード・ビジネス・スクールのクレイトン・クリステンセン教授と言えば、『イノベーションのジレンマ』。この本は非常に興味深い示唆を与えてくれます。
クリステンセン教授は、イノベーションのタイプを3つに分類します。
①破壊的イノベーション ②持続的イノベーション ③効率化イノベーション
本当に必要なのは①破壊的イノベーションなのですが、実際のイノベーションは②③が大半で、これが『イノベーションのジレンマ』を引き起こすと説きます。
こうしたジレンマを打破するヒントが、次の言葉に含まれています。
顧客に購買行動を起こさせる要因を理解したければ、顧客そのものは分析の単位としては、間違っています。顧客がやろうとしている用事は何かを理解すべきなのです。
顧客の片づけたい「用事」は、何か?
顧客の「用事」は、どうすれば片づけられるか?
購入するモノ、利用するサービス、これら組み合わせ「経験」を顧客に提供できれば『イノベーションのジレンマ』を回避できる、というのがクリステンセン教授の主張の一つです。
詳しくは、こちらをご覧ください。
クリステンセン教授が語った、破壊的イノベーションが「起きない理由」と“Job To Be Done”
「破壊的イノベーション〜新たな成長事業をどのように生み出すのか〜」講演レポート
(Biz/Zineは、無料で会員登録後、全文閲覧できます)
クリステンセン教授の考える「経験」を顧客に提供することでイノベーションを起こそうという思考回路は、理事長著「経営を強くする会計7つのルール」でご紹介している「5WAYポジショニング」などに通じるものがあります。
ダイヤモンド社書籍オンライン
様々な取り組みにチャレンジする姿勢に、多くの学びを得ることができます。
中でも「カリスマ経営者」に学ぶことは多いと思います。
カリスマ経営者たちが大事にする「数字」の見方を、ぜひ「経営を強くする会計7つのルール」で学んでみてください。
よろしければ、経営者のための勉強会「あされん」、どなたででもご参加いただける「ひるれん」、ショートタイムで経営管理のポイントをつかむ「ばんれん」にも足を運んでいただけるとうれしいです!