アパホテル「驚異の粗利80%実現法」
何かと話題の多い、アパホテル。
宿泊された方であればわかると思いますが、部屋はそんなに広くありません。
アパホテルが「部屋を小さくする理由」は2つです。
① 料金が安くなる ➡ 稼働率が高くなる ② 面積が小さい ➡ 環境負荷が小さくなる
こうした工夫で、経営をしているのがアパホテル。
結果、粗利率はなんと80%!
「一般のホテルでは20%が合格ライン」というところを、4倍もの粗利を獲得。
そのカラクリの一つが、レベニューマネジメント(収益管理)にあるといいます。
「当社もタリフ(正規料金)はあります。競合ホテルの空室率と単価を見て、需要が強ければ販売価格を上げていますが、上限は正規料金の1.8倍と決めています。そこまでの価格の上げ下げの裁量は、各ホテルの支配人に与えています。稼働率にこだわらなくてもいいから、RevPAR(稼働率×平均客室単価)を高めることを目標とするように指示しています。
その結果、成績の良い支配人は評価して、大型ホテルの支配人を任せるようにしています。」
「アパホテルが意図的に部屋を小さく作っている理由」は、ダイヤモンドオンライン(登録無料)のリンクからご覧いただけます。
たとえば、こんな感じです。
・学会などがある場合、通常1万円の部屋が2万円程度で販売 ・値上げの判断は、支配人に一任 ・しかも信賞必罰。好成績の人物はその後大型ホテルの支配人に抜擢 ・これが本人のやる気につながる ・結果、アパホテル側にとって、更なる好循環も期待できる
こうした考え方、いわゆるBSCバランススコアカードに通じる経営手法です。
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